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2020年2月 9日 (日)

新型コロナウイルスが日本へのシューズ供給にも大きな影響を与えそうです

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中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の影響が、日本へのシューズ供給に大きな影響を与えそうです。

毎年、シューズ産地である中国の広東省や福建省では、春節(旧正月)後の靴工場従業員の戻り具合が、その後の稼働状況に影響を与えてきましたが、今回はそれに輪をかける事態になっています。

今年の旧正月休みは1月24日から30日とされていましたが、当初の1月31日からの靴工場の稼働は新型肺炎の蔓延で2度延期され、2月7日時点では2月10日からの稼働を見守るしかない状況。さらなる延長もありえそうです。

2019年の数字はまだまとまっていませんが、日本の全履物類の2018年の輸入通関実績では、中国からの輸入は数量で5億2759万9000足と、輸入数量の78.8%を占める日本最大の輸出相手国になっています。

中国でシューズを生産している日本のメーカーは、「旧正月前には新型肺炎が深刻化しておらず、今回の事態を想定した増産はしていない」としており、工場稼働が遅れると4月以降の春物の供給が滞ることも想定されます。

ちなみに、すでに生産体制が整っている工場も「政府の稼働許可が下りない」という話も伝わっています。

「春節前に生産済みの在庫は動かせるのか」「工場が稼働しても輸送に支障はないのか」など、不確定要素も多く、今後、超えなくてはならないハードルは高そうです。

中国に次ぐシューズ供給国であるベトナムでは、中国から部材を調達する工場も多く、ベトナム政府が中国からの渡航者の入国制限を行っているという情報もあり、ウイルス同様の影響の伝播が危惧されます。

このため、すでに進みつつある産地のリスクヘッジを、さらに推し進める契機ともなりそうな気配が出てきています。

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