2020年1月22日 (水)

Shoes Post weeklyが靴小売店 売上高トップ50社ランキング(2018~2019年度)をまとめました

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前年度よりも増収となったのは50社中16社と前年度と同数でした。前々回の5社減、その前の回の13社減に歯止めがかかった形ですが、婦人靴PBを自社店舗で販売するSPA型に増収企業が多いことから、取り巻く環境の変化が見えています。

また、ランキング上位30社に占める大手3社(エービーシー・マート、ジーフット、チヨダ)の売上比率は、前回から0.4ポイント上昇し69.6%。売上高10億円以上の中堅企業で2ケタ伸長したのは、前回同様2社にとどまりました。

シューズのネット販売が急成長するなか、シューズとファッション商品の通販サイト「ロコンド」を展開するロコンドの19年2月期の連結業績は、商品取扱高が返品前176億円、返品後140億円、売上げは67億1000万円でした。ただし、TVCMなどの広告宣伝費が増加し、販管費が61億円を超えたことから営業損失9億7900万円で最終赤字となっています。

19年は靴小売業界の苦戦を象徴する出来事も起こりました。5月にはアパレル企業のワールドグループが、エスペランサなどを展開する前年度売上高ランキング13位の神戸レザークロスを買収。

8月末には同14位のタケヤが東京地裁に民事再生法適用を申請し、事実上倒産しました(その後、今年1月10日に富山のワシントン靴店がタケヤの事業を譲り受けると発表しています)。

一方、オリエンタルトラフィックなどを展開するダブルエーは、19年11月1日に東京証券取引所マザーズに上場しました。大都市部の駅ビルや大型商業施設に集中出店することで販売額を伸ばしているSPA型婦人靴チェーンからは目が離せません。

この記事の詳細は、Shoes Post Weeklyの紙面で。

2020年1月21日 (火)

2月4~6日に第66回シューズ・フロム・イタリー展がベルサール渋谷ガーデンで開催されます

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前回開催のシューズ・フロム・イタリー展の様子


イタリア大使館貿易促進部は、2月4~6日に東京のベルサール渋谷ガーデンで開催されるビジネスショー「第56回モーダ・イタリア展&第66回シューズ・フロム・イタリー展2020-21秋冬コレクション」の参加予定メーカーを発表しました。

それによると、アイテムはレディスウェア39社、バッグ&レザーグッズ39社、婦人靴23社、ファッション小物20社、ニットウェア19社(重複あり)の順で多く、合計で138社(アパレル関連69社、レザー関連44社、シューズ関連25社)が出展します。シューズは、婦人靴・紳士靴合わせて38社。

18年から受付時の混雑緩和のため、オンライン来場事前登録システムを始動、スマホにも対応して出展社リストを見ることもできます。

また、日本のトップスタイリストが、出展社のアイテムをセレクトし、日本のマーケットに向けたコーディネイトを提案。会場内の撮影エリアで、実際にモデルがアイテムを着用し、カメラマンが撮影するフォトシューティングを実施します。

恒例の海外(台湾、韓国、オーストラリア、ニュージーランド)からのバイヤー招聘に加え、日本の地方拠点に活躍するバイヤーを招待するバイヤーズ・ミッションも行います。

初日の2月4日の午後6時からは、会場B1のコーヒーポイントで、イタリアではおなじみのアペリティーボ“HAPPY HOUR”を用意、スパークリングワインを提供します。

2020年1月20日 (月)

「リーガル」の2020年イヤーモデルは“ビジネスシューズとスポーツの融合”がコンセプトです

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W64D DB 4万2000円+税/サイズ23.5~27.0㎝


リーガルコーポレーションは「リーガル」ブランドの新年を祝う2020年イヤーモデルを全国のリーガルシューズで1月1日から限定400足で発売しています。価格は4万2000円+税。

イヤーモデルは、「その年のトレンドを最もよく象徴し、世界に発信する使命を帯びた渾身の1足」として位置付け、2016年から発表しています。

5年目となる2020年モデルは、“ビジネスシューズとスポーツの融合”がコンセプトになっています。

レザーアッパーは、植物の花・茎・葉・果実などからエキスを抽出し、微量の化学染料を併用するボタニカルダイによって染色されており、キアイのエキスで染めた和テイストを象徴するような鮮やかな藍色が足元で存在感を放ちます。

シンプルなプレーントウデザインに、コバ周りは発色の良さを生かすために生地色でカラーリング。

ホワイトのヴィブラムソールを搭載し、履き口周りに当たりの柔らかなパッドを配することで、スニーカー感覚で履けるように仕立てています。

商品には、日本タンナーズ協会に認証された革だけに付けることができる「JAPAN LEATHER」のタグが付いています。

2020年1月18日 (土)

アウトドアシューズブランドの「キーン」が21日(火)までオーストラリアの大規模森林火災への緊急支援活動を行っています

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キーン・ジャパンは、昨年9月から続いているオーストラリアの大規模森林火災への緊急支援を決め、1月14日から1月21日のKEEN直営店の売上げの10%を、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の森林火災に24時間体制で取り組んでいる消防士ボランティアチーム、ダンモア消防隊に寄付します。

対象店舗は、KEENガラージの原宿、横浜、大阪と、KEENアウトレットの札幌、酒々井、佐野、長島の各店舗と、公式オンラインストア

オーストラリアの大規模火災は鎮火の様子を見せず、1450万エーカー(約5万8600㎡)以上の森が消失、最大10億の哺乳類、鳥類、爬虫類が影響を受け、そのうち数百万匹が犠牲になっていると言われています。

米国オレゴン州ポートランドのキーン米国本社では、3000足以上のシューズを現地に寄付するとともに、負傷して保護された有袋類、カンガルーの寝床となるレスキューポーチの製作を、アニマルレスキュークラフトギルドとともに行っています。

2020年1月17日 (金)

履物メーカーのムーンスター、アサヒシューズが恒例の初荷行事を行いました

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トラックに積み込まれたムーンスターの初荷が送り出される様子


福岡・久留米市に本拠を置く履物メーカー、ムーンスターとアサヒシューズは毎年、初荷を送る行事を行っています。

ムーンスターは昨年12月20日、「初荷を送る会」を久留米本社構内広場で行い、メーカーと拠点倉庫から大型トラック20台に乗せられた初荷約13万2000足を、全国の代理店や得意先、海外に向け送り出しました。

初荷は新春に販売する商品を年内に全国の小売店に届けるために、かねて歳末に行っているもの。明治の創業期から続く行事で、同社のつきほし歴史館には1902(明治35)年に行われた初荷の写真が残っています。

初荷を送る会は、社員によるパフォーマンスや新年の年男年女の宣誓とともに本社工場の全員で明るく初荷を送り出すもので、今回も猪山渡社長CEOの挨拶や社員によるパフォーマンスの催し、年男年女の社員の初荷宣誓が行われた後、トラックに積み込まれた初荷を社員が見送りました。

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はっぴ姿のアサヒシューズ社員が初荷をトラックに積み込む様子


一方、アサヒシューズは年が明けた1月6日、久留米本社前で年賀式と初荷の出荷を行いました。

敷地内にある日吉神社に安全祈願した後、年賀式を行い、佐藤栄一郎社長が19年度の業績を説明。最後には「今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される。『持続的な成長と利益体質の確立』をテーマに、成長への転換の節目になるよう力を合わせて頑張ろう」と述べました。

式には社員約500人が参加し、社内販売など各表彰が行われ、年男年女の社員代表が今年の抱負を述べました。

最後に初荷の手締めが行われ、筑後地区の小売店約100店に向けて約6000足のシューズが、多くの社員が見守るなか送り出されました。

2020年1月15日 (水)

「アサヒシューズ銀座ファイブ店」がアサヒメディカルウォークを中心に計画を上回るペースで推移しています

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アサヒシューズが19年3月にオープンした初の本格的な直営店「アサヒシューズ銀座ファイブ店」が、当初計画を上回る販売実績で推移しています。

同店は、アサヒシューズの主力ブランドである「アサヒメディカルウォーク」「トップドライ」「通勤快足」、そして「快歩主義」を中心に売り場を構成。

足型計測器のフットグラファーを常設しており、経験豊富なスタッフの手厚い接客を通じて、お客さんの要望や使用用途に合わせた靴選びをサポートしています。

ブランド別の売上構成比は、「アサヒメディカルウォーク」60%、「トップドライ」20%、「通勤快足」と「快歩主義」が各10%。

ほぼフルラインを扱う「アサヒメディカルウォーク」を目当てに来店する人が多く、レディスはカジュアルタイプのメディカルウォーク1645が断トツの人気に。

メンズはメディカルウォーク2944の人気が高く、同WK M001と同CC M004についてはビジネス用としても好評で、指名買いが売上げの半分を占めているそうです。

「トップドライ」は、商品によって購買層が分かれており、「エレガンスタイプは20~40代のキャリア層、カジュアルタイプはシニア層に購入されることが多い」と郡店長は話しています。

「予想以上に売れている」という「通勤快足」は、30~50代のビジネスマンの購入が目立ち、一番人気はストレートチップタイプのTK3309。

「快歩主義」については、高齢の親をもつ人の購入が多いそうです。

今後について郡店長は、「サイズや足囲など、足のことを分かっているようで分かっていない方が少なくないため、フットグラファーでの計測データをもとに、足に合った靴はもちろんのこと、正しい靴の履き方や歩き方までを含めて提案していきたい」と話しています。

また、自社工場で生産する日本製商品が多いことをアピールポイントに、増加が期待される訪日外国人客に向けた施策も検討しているそうです。
 

2020年1月11日 (土)

Shoes Post Weeklyが2019年のシューズ業界10大ニュースを選定しました

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1位は、欧米から火が付いた「サステナビリティへの取り組み」。シューズ業界でも、ここ数年でアウトドア分野やスポーツ分野から環境を配慮した製品や活動への取り組みが急増してきています。

2位は「スニーカーが主役としてマーケット牽引」(写真)。生活者、とくに女性の足元がスニーカーに振れて約8年が経過しました。スニーカーはすでに市場に定着し、シューズ業界はスニーカーがなくては成り立たない状態になっています。

3位は「消費増税が靴小売企業、靴メーカーの業績を直撃」。4位以下はShoes Post Weeklyの紙面で。


2020年1月10日 (金)

「ティンバーランド」から環境負荷を抑えつつ快適性と高機能性を維持したシューズを発売しています

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クロスマーク オックスフォード 1万6000円+税


グローバルでサステナビリティへの取り組みが加速するなか、そうしたニュースも発信していきます。

VFジャパンが展開する「ティンバーランド」は、Nature Needs Heroesというスローガンのもと、自然保護や環境保全に積極的に取り組む理念を掲げ、ROR(リサイクル・オーガニック・再生可能)素材の利用を着実に増やしながら、環境に対して責任をもって商品を製造しています。

2020年春夏コレクションでは、環境に配慮しながら、あらゆるシーンでシームレスに着用できるという商品の本質にこだわった、快適性と高機能性を維持しつつ、軽量でミニマルなデザインを提案しています。

また、ベター・コットン・イニシアチブ(BCI)から調達されるコットンや、少なくとも40%以上のリサイクルPETボトル素材を含むティンバーランドが独自に開発したReBOTL(リボトル)素材など、革新的でサステナブルなテクノロジーを駆使した素材を使っています。

キーアイテムには、アパレルでは全天候対応可能なDWR(耐久撥水)コーティングを施した機能的パーカーであるプラット マウンテン ライトウェイト ライフスタイル クルーザー(3万3000円+税)があります。

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ウェストモア チャッカ 1万9000円+税


シューズではレザー・ワーキング・グループ(LWG)による評価がシルバーのタンナーのプレミアムレザーのアッパーに、ReBOTLのライニングを使ったクロスマーク オックスフォードと、センサーフレックスコンフォートシステムによるクッション性とダイナミックな屈曲性による歩きやすさをもつウェストモア チャッカをラインアップしています。

2020年1月 9日 (木)

神戸発レディス革靴ブランド「インコルジェ」の直営店が神戸に続き代官山にもオープンしています

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婦人革靴製造のシャープ(神戸市)が、神戸・元町に続いて東京・代官山に直営2号店をオープンしました。

同社は2008年、機能性とデザイン性を兼ね備えた本革仕様の日本製レディスカジュアルシューズブランドとして「インコルジェ」を立ち上げ、同年に神戸・元町に直営1号店を開店しました。

「インコルジェ」は、“ずっと大切にしたいデザイン+ずっと歩きたくなる履き心地”をブランドコンセプトに、中足骨パッド機能とアーチクッションを設けたオリジナルのフットベッドを搭載することで、今までにない履き心地を実現。

また、“靴のまち”として知られる神戸ならではの洗練されたデザインにより、甲高、幅広、外反母趾など様々な足のタイプに対応するシューズを提案しています。価格は9800円+税~2万2000円+税。

◇インコルジェ代官山店=東京都渋谷区猿楽町24-2ホリイビル2階

【ワークシューズ特集】 「アシックス」のBoaフィットシステム搭載モデルがヒットしています

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ウィンジョブCP304 Boa 1万3800円+税


アシックスジャパンは昨年、ワーキングシューズ発売から20周年を迎えました。

これまでスポーツ分野で培ってきたテクノロジーをワーキングシューズに応用し、優れた機能性と安全性で働く人達の足元をサポートしてきました。とくに建設業や運送業に携わるワーカーの間で評価を高めています。

19 年度は、1万円を超える高付加価値商品の売れ行きが良かったこと、そして足幅のバリエーションを増やし、3E相当に加え、18年から投入した2E相当のレギュラータイプの商品の需要が大幅に増えているそうです。

今春に発売してヒットしたのが、「アシックス」のワーキングシューズで初めてBoaフィットシステムを搭載したウィンジョブCP304Boa (ハイカットタイプ) とウィンジョブCP209 Boa (ローカットタイプ)。


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ウィンジョブCP209 Boa 1万1800円+税


ハイカットタイプは、主に建設現場で働くワーカーをターゲットに安定性とサポート性を重視、Boa フィットシステムのダイヤルを保護するカバーも設けました。

一方、ローカットタイプは、運送業や配送業のワーカーをターゲットに軽量性と通気性を重視。アッパーにメッシュを採用したほか、着脱性を考慮してカバーをしたままでもダイヤル調整ができるようにしています。

同社では、新しい業種への進出や新規ユーザーへのアプローチを視野に入れており、すでに流通限定でメディカルシューズや厨房用シューズを手掛けているほか、18 年から女性ワーカーの要望を取り入れた女性専用モデルを発売しています。

近年、増加傾向にある高齢者ワーカーに向けた商品開発も検討しているそうです。

«シューズ業界唯一の年鑑本「Shoes Book」2020年版が発刊となりました

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